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4月、いわきへ転勤

 まだまだ寒いが、春はそこまで来ている 

 2/18は燕三条へ。高崎を過ぎて長い長いトンネルを抜けると越後湯沢の雪景色。ゲレンデには人っこ一人いない。まだ9時頃。
 s-越後湯沢
  (新幹線車窓から)

 
 2/23のU公園。風は冷たいものの、さすがに越後湯沢とは違い、春は確かに近づいている。一本だけ、早咲きの梅が満開。(以下、特に断りのないものは全て2/23のU公園。)
 s-130223ハクバイ
 
 別な角度から撮影。韓国にいる「ガハハ脚長大明神」君やニューヨークにいる「マサイの戦士」君に、この香りを届けてあげたい。日本の春を偲びつつ、一杯飲んでよ。
 s-2ハクバイ130223の

 シバザクラ(ハナシノブ科、別名ハナツメクサ)も勢いづいてきた。
 s-130223シバザクラ

 スイセン(ヒガンバナ科ナルシサス属)もいい感じ。
 s-130223スイセン

 フユシラズ。
 s-130223黄色の花

 U公園周辺には「チョウゲンボウ」(長元坊)もいるらしい 

 物好きと揶揄されながらも、今日もU公園を3時間も徘徊。突如ヒヨドリがパニックに陥ったかのような叫び声をあげ、しかも執拗に繰り返す。何事かと辺りを見回し、空を見上げると、猛禽類と思われる形の鳥がグライダー飛行。ganne@白岡氏から「チョウゲンボウ」もいるらしいと聞いてはいたが・・・。残念ながらカメラを構える前に姿を消した。
 しばらく歩いていくと、立派な望遠レンズ(照準付き)を付けたカメラをセットし、折りたたみ椅子に腰をおろしている方に遭遇。「アカゲラ」を待っている由。その方に伺うと、『「チョウゲンボウ」もいるらしい』とのこと。

 これは2011年6月26日のU公園。「禁猟期なので今日は練習」といいながら鷹を放っておられる方がいた。鷹に遵法精神があるか否か知らないが、何回か放つ様子を拝見していたものの確かに獲物は銜えてこなかった。放鷹やら「チョウゲンボウ」やら、U公園の奥の深さよ!
 s-放鷹

 これは「マヒワ」。スズメ目アトリ科。この小さな鳥も夏季に欧州北部やアルプス山脈、中国北東部などで繁殖し、冬季はアフリカ大陸北部や欧州、中国東部、日本などに渡るとのこと。
 (昨日は「アオジ」と書きましたが訂正、間違いでした。)

 s-130223アオジ

 「マヒワ」の群れ。30羽以上いたと思う。飛び去っては戻ってくることを繰り返していた。
 s-130223アオジ集団

 「アオサギ」君のアップ。 
 s-130223アオサギ

 「ツグミ」。いまU公園でもっとも見られる野鳥の一つ。私を先導するように進行方向へ移動するので、ちょっと煩わしい思いも。羽のあたりのやや薄い茶色の部分は陽を浴びると渋くきれい。
 s-130223ツグミ

 後ろ姿の「ジョウビタキ♀」。(こちらも訂正しました。) 尾の付け根付近の羽の色はなんともいい。
 s-コサメピタキ後ろ姿

 おなじみ、定番の「モズ」君。
 s-130223モズ

 どなたのお家? 1月14日の大雪でU公園内の小さな池の葦も大分倒されてしまった。葦が疎らになったので、どなたかのお家も見えるが、ただいま空き家。

 s-何の巣


 4月、いわきへ単身赴任

 1月に還暦を迎えた還太郎、30年に及ぶ東京勤務にピリオドを打ち、いわきへ転勤することに。宮仕えの身に転勤はつきものとは言え、毎週のU公園徘徊ができなくなるのは残念!!
 でも、いわきは海、川、山に囲まれて自然も豊か。還太郎の故郷なので土地勘もあり、友人知人もいっぱいいる。ブログのネタには困らない。

 既に取引先への挨拶回りを開始し、3月末まで国内各地+台湾+中国巡りが続く。飛行機も新幹線も大好き、各地の日本酒やら焼酎やら魚も大好きの還太郎には楽しい日々が続く(台湾・中国での紹興酒の乾杯攻撃以外は)。ついでにブログのネタも仕入よう。ムフフ・・・。

 本日のおまけは「サザンカ」。早春の陽を受けて、ひときわ目立っていた。

 s-130223サザンカ


 今回はここまで。皆様、ご自愛専一に。

明日は「雨水」

 明日2月18日は「24節気」の「雨水」。

 24節気の「立春」の次が「雨水」(うすい)。空から降るものが雪から雨に変わり、雪が解け始めるころ。春一番が吹き、ウグイスの鳴き始めるころとされる。ただ、確かに雪は降らなかったが、昨日今日と風が冷たく寒かった。次は「啓蟄」。

 これがウグイスと断言したいところだが、自信がない。体型、細い嘴、長い尾などから推定。鳴かずに無言。

 ウグイスかな130217 (2/17、U公園)

 「ロウバイ」(蝋梅)。ロウバイ科ロウバイ属。梅の字がついているが、バラ科サクラ属ではない。花弁が蝋のようであることから付いた名。種子などにアルカロイドであるカリカンチンを含み有毒。
 「ろうばい」と入力すると、漢字変換第一候補は「狼狽」。あわてふためくことであるが、「狼」は前足が長く後足は短いが、狼の一種である「狽」はその逆。両者は常に共に行動し、離れると倒れてうろたえることから「狼狽」はあわてふためく意に。あわて者の還太郎はさだめし「周章科狼狽属」。

 蝋梅130216 (2/16、いわき)

 いわきでも梅や辛夷の冬芽がしっかり成長。

 梅のつぼみ130216
 こぶし130216

 こちらは2/17のU公園。「紅梅」でいいのかな? 先週は全く気付かなかった。この木、一本だけが満開。
 
 130217紅梅

 「ツタ」に覆われている木が何なのか、分からない。これだけ寒くても蔦は枯れないどころか、ますます繁茂しているかのように見える。下の写真が「ツタ」の拡大写真。

 ツタ130217
 
ツタの2

 さて、この花にお心当たりのある方、いらっしゃいましたら教えてください。陽当たりのいい田んぼの土手にたくさん咲いていた。この写真の花の直径がほぼ1cm程度。葉は野菜のような感じ。イヌガラシ。

 不明の花130217

 まだまだ寒さが続きます。みなさま、お大事に。

名を知る=存在を知る

 快晴のU公園を徘徊 

 暖かい冬晴れの一日(2/10)。散歩やサイクリングを楽しむ方が大勢おられた。

 草花は名前を覚えると、やたら目につくようになるものらしい。これは昨日名前を覚えた「オオイヌノフグリ」の群生。こんなにたくさん咲いている花の寿命が一日とは信じがたい。
 s-130210オオイヌノフグリ群生

 弊ブログには毎回のように「イヌシデ」が登場。今回は非常に窮屈な成長を余儀なくされた若木。舗装を突き破って成長する「ど根性タンポポ」のような感動もの。
 この「イヌシデ」君、U公園の周回路と用水路の間を仕切るフェンスの両側に分かれて成長。用水路側に伸びた枝は、水門を開け閉めするハンドルの中を無事に突き抜け、いまやハンドルは操作不能。フェンスの中央部分は開け閉めができるようになっていて閂(かんぬき)が掛かっているが、閂も不要。 
 イヌシデの成長130210

 畑に取り残された白菜の上に立つ「ジョウビタキ」。U公園では初の遭遇。漢字では「尉鶲」と書く。スズメ目ツグミ科(或いはヒタキ科とも)。チベット・中国東北部・沿海州・バイカル湖周辺で繁殖し、日本・中国南部・インドシナ半島北部で越冬。体長13.5~15.5cm、体重13~20g。スズメよりやや小さな体でユーラシア大陸を渡り歩いているとは!
 地鳴きは自転車のブレーキ音を短くしたような声で、「ヒッ」や「キッ」と聞こえる甲高い声と、軽い打撃音のような「カッ」という声を組み合わせた特徴的なもの。かなり遠くまで聞こえる。2度「キッ、キッ」、続いて「カッ、カッ」がくる。この打撃音が、火を焚くときの火打石を打ち合わせる音に似ていることから「火焚き」の名が付いたとされる。「尉(じょう)」は「銀髪」を意味する。(Wikipediaから)
 「尉」の字を漢和辞典で調べたが、「銀髪」とは記載されていない。ただ、能楽で「老人」もしくは「老人の面」の意味とのこと。確かに白髪というか銀髪。 (右下の能面が『尉面』、谷村新司に見える・・・)
 s-130210ジョウビタキ 尉面


 「マヒワ」だと思うが、どうだろう? 遠くから無理に撮ったので画像がよくない(言い訳)。嘴の形、色合いから「マヒワ」かなと。「マヒワ」はスズメ目アトリ科カワラヒワ属。ヨーロッパ北部・アルプス山脈・中国北東部などで繁殖。冬季はアフリカ北部・ヨーロッパ・中国東部・朝鮮半島・日本へ。「ジョウビタキ」と同じような大きさで、同じようにユーラシア・アフリカ大陸を渡り歩いている。
 s-130210マヒワ

 「メジロ」。逆立ち状態で、体をひねってこちらを向いてくれた一瞬。白いアイラインが目立つ。「メジロ」が掴まっているのはひび割れた外壁ではなく、「イヌシデ」の老木。
 s-2130210メジロ

 今回はここまで。おまけは12年5月12日撮影の「クレマチス」。「テッセン」「カザグルマ」とも。明日もいい天気のようです。皆様お元気で。
 クレマチス120512
   (特に断りのない写真は2/10、U公園にて。)

 黒田夏子氏の「abさんご」を読む

 2/11追記。昨夜ブログを作ったのち、今回の芥川賞作品、黒田夏子氏の「abさんご」を読み始めた。新聞記事等で「ひらがな多用の横書き」が喧伝されていたが、なるほどスラスラとは読めない。2ページほど読んで寝てしまった。今朝から再挑戦。文芸春秋の誌面で40ページ。長い作品ではないが、ゆっくり読み進まないと展開が分からなくなる。

 ちょっと引用させていただく。(句読点ではなく、英文用の「,」「.」が用いられている。改行は文芸春秋の誌面に合わせた。)

 じっさいには, そのときの幼児の身たけに見合うごく小ぶりの傘にはそれ
ほどしゅるいがなかったので, おとなたちどうしのやりとりはたちまちすん
でしまい, うなづくことだけがうながされているばめんでうなづいただけの
者は, でもしきりになにか言いたかった. 言いたかったのが, どれをほしい
とかほしくないとかではなく, いまえらびたくない, えらべるはずがない,
えらぶ気になってからえらびたい, えらぶ自由をいっしゅん見せかけだけち
らつかされるようなのではなく, 決めない自由, 保留の自由, やりなおせ
る自由, やりなおせるつぎの機会の時期やじょうけんの情報がほしいという
ことだったとさとるまでに, とりかえしのつかない千ものえらびのばめんが
さしつけられては消えた. さきにじじょうに通じている者たちの気がるな提
示に, 意図はくみきれなくても, ただどういう反応が待たれているのかだけ
はわかって反応してみせるときの, とまどいと投げやりの視野を埋めて, さ
ざめきさる妖精たちのつばさはいつも華麗だった.


 とてもスラスラとは読めない。何度も行きつ戻りつして、ひらがな続きの文章のどこが切れ目か確認して漢字に置き換える作業をすることになる。
 読み終えて、デビュー作にして既に古典の風格を感じた。黒田氏は75歳とのことだが、長年書き溜めた原稿がおありになる由。次の作品の刊行を鶴首して待つ。
 なお、文芸春秋には黒田氏と早稲田の教育学部国語国文学科の同級生・下重暁子氏(元NHKアナウンサー・作家)との対談が掲載されている。黒田氏の作品を理解するヒントになると思う。

 読み終えた満足感のままに書き連ねてしまった・・・。

 選者の一人である村上龍が「私は『abさんご』を推さなかった。(中略)これほど高度に洗練された作品が、はたして新人文学賞にふさわしいのだろうかという違和感のためである。」と述べている。 

 ここまで。

恐るべしアブシジン酸!

 北風のビュービューのU公園

 今日(2/9)は風が強く寒かった。日中でも5,6℃。自転車でU公園に向かったが、風が強すぎて途中から自転車を降りて押して行ったほど。でも、U公園の周回路に入ると防風林のようになっている里山に囲まれているせいか、風も幾分穏やかになる。

 まずは何度も紹介している「イヌシデ」(犬四手)。四手(紙垂)とは、注連縄や玉串などに垂れ下がる、細長く切った紙のこと。果穂を四手に見立てた。「イヌ」は一般的に役に立たないものを指す。
 U公園の辺りはこの木が多い。すっかり葉が散ってしまい、冬の青空を背景に枝振りがよく見える。高さは20mほどか。
 イヌシデ130209

 「イヌシデ」の果穂。11年6月26日、U公園にて。
 イヌシデ果穂110626
 
 「イヌシデ」の冬芽。磨き込んだ赤革のような深い色をしている。 
 イヌシデの芽130209

 「コブシ」の冬芽。大分大きくなってきた。3,4月頃、葉が開く前の枝いっぱいに、芳香のある白い花が咲くのが待ち遠しい。
 コブシ130209

 「ユズリハ」(譲葉)。葉に亀裂がなく、葉の周囲がのこぎりの刃のようにギザギザになっていない、葉脈が羽状になっていること、常緑であること、そして何と言っても葉柄が赤い。春先に新葉が出ると前年の葉が落ちるため「譲葉」と名付けられたとのこと。冬枯れの里山は彩りが乏しくなるだけに、この葉柄のきれいな赤い色は目立つ。
 ユズリハ130209

 「オオイヌノフグリ」。オオバコ科クワガタソウ属。花径は7~10mm。ヨーロッパ原産の帰化植物。日本で最初に確認されたのは1887年の東京とのこと。花の寿命は僅か1日。
 オオイヌノフグリ130209

 今日も多くの野鳥を見ることができた 

 前回に引き続き「アオジ」君。スズメと違うと分かると、結構「アオジ」もいることに気が付く。
 アオジ130209

 「サギ」なのだが、白いサギにはコサギ、チュウサギ、チュウダイサギ、ダイサギがいて(加えてアマサギの冬羽も白い)、小学生から大学生まで勢揃い。まず、コサギは嘴が黒く全長61cmほどなので該当しない。一方のダイサギの嘴は淡黄色で全長90cmほど。チュウダイサギの嘴も同様。
 チュウサギの嘴は黒いがコサギほど真っ黒ではなく、黄色の地に塗り重ねた黒ペンキが剥げ落ちているような感じ。全長は68cm程度。となると、これはチュウサギか。ただ、目の周囲に黒い泥が付いていることから分かるように、蓮の泥田の中に嘴を突っ込んで餌を採っているので嘴も黒く汚れているだけカモ? 何だかよく分からない。「鷺」ではなく「詐欺」か? 実は今日の最大の狙いは、先週見た「ウソ」(鷽)を撮ること。でも遭えなかった。サギとかウソとか・・・何のことやら。
 シラサギ130209

 「シジュウカラ」。シジュウカラ、コゲラ、メジロは何度も見ることができた。さらにアカゲラと二度目の遭遇も。
 シジュウカラ130209

 これはたぶん「シラカシ」のドングリ。舗装された周回路の脇一帯にたくさん散らばっている。ドングリは堅すぎて野鳥たちも手が出ないのか。
 ドングリ130209

 恐るべしアブシジン酸 

 前回、「こんな時期にシバザクラが咲くのかな」と記載したが、ganne@白岡氏が、ご友人で植物に詳しい方のメールを紹介してくれた。

 そうなんですよ。図鑑にある開花期以外にも咲いているのを見ます。特に、繁殖力の強いいわゆる雑草と呼ばれているものなど。「開花期」は群生して咲いていて、本来咲いている季節と思います。
 ところで、一昨年、桜の花が秋に咲いて話題になったのを覚えていますか?「狂い咲き」と言っていましたが・・・。 説明が難しいので、調べました。
 春の花が、8月には花芽形成が終わっていながら開花しないのは、その開花プロセスの促進が阻止されるからです。花芽の休眠には葉で形成されるアブシジン酸とよばれる植物ホルモンで、休眠ホルモンが関係しています。これは、芽や花芽の成長を抑制する働きがあります。晩秋の落葉にいたる間、桜の花芽が伸びられないのはこのためです。
 狂い咲きは、このたががゆるかったり、はずれたりすることによって起こります。秋口の台風で葉が散ったり、害虫によって葉が食害されて裸になると、アブシジン酸は供給されなくなり、花芽は休眠せずそのまま成長します。そのため、開花期が狂うのです。


 シバザクラかな130203(2/3撮影)

 因みに、ganne@白岡氏はその名の通り白岡市にお住まい。今日は風が強いからU公園サイクリングは見送ると言っていたが、還太郎の再三の催促メールに根負けし双眼鏡持参で来てくれた。

 今回はここまで。おまけは昨年4/28に撮ったツツジです。暖かいお日様が皆様に届きますよう。インフルエンザにご注意を。
 躑躅120428

  特に断りのない写真は全て2/9、U公園にて撮影。

節分そして立春

今日は節分

 ナンテン130203
 (ナンテン 130203) 

 日が長くなった。今日の埼玉の日の入りは17:10。最も日の入りの早かった12月5日は16:27だから43分も違う。これから最も日の入りの遅い6月末(19:02)に向けて、あと1時間52分も長くなる!!
 お天道様は偉いものです。誰に頼まれたわけでも日当を貰えるわけでもないのに、勤続何十億年! 冬の陽を浴びながら4時間近くU公園近辺を徘徊した還太郎は、改めてお天道様に感謝申し上げる次第。

 さて、まずは前回登場の「コサメビタキ」。今回はポーズもばっちり決めてくれました。

 コサメビタキ130203

 こちらは「アオジ」(青鵐・スズメ目ホオジロ科)。逆光なので色合いが判然としないが、濃いウグイス色の印象が強い。「アオ」は緑も含めた古い意味の青の意でオスの色彩に由来するとのこと。インド、ネパール、ブータン、ロシア南部、中国、台湾、朝鮮半島と幅広く分布。
 「タヒバリ」と姿かたちもサイズもよく似ているが、太めのクチバシが「アオジ」、同細めが「タヒバリ」なので、「アオジ」とした。

 青鵐鳴き新樹の霧の濃く淡く/水原秋桜子
 
 アオジ130203

 「ムクドリ」(椋鳥・スズメ目ムクドリ科)。春日部駅前のロータリー広場の中心にある大木が大集団の「ねぐら」になった時期があった。五月蠅いし、糞爆弾投下の被害者続出。とうとう大木は網で囲われてしまった。
 いまは厄介者扱いのムクドリであるが、ムクドリ一家(親2羽、子6羽)が食べる虫の数は年間百万匹以上との研究があり、害虫駆除の功により「農林鳥」と称えられていた時代もあった。

 ムクドリ130203

 
 いつも素敵なモズ君。

 モズ130203


 『ここは俺の縄張りだ』と言わんばかりの黒猫。当方はTOPの「コサメビタキ」を撮るために動くわけにはいかず、暫しの対峙。写真では見えないが臙脂色の素敵な首輪をしていた。
 
 黒猫130203

 気づいてびっくり。何これ? 畑の銀杏の木の根元にあった。月夜の晩に見たら怖いよね。
 
 畑の番人130203

 これは何と言う花か教えてください。日当たりのいい土手に咲いていました。
(以下、2/7追記)
 ganne@白岡氏が教えてくれた。ホトケノザ(仏の座)とのこと。シソ科オドリコソウ属。名前の由来は葉が仏像の蓮華座(台座)に似ていることから。
 因みに、春の七草の「ホトケノザ」はキク科コオニタビラコ属とのことで別種。白岡氏に感謝。


 何の花かな130203

 こちらは「シバザクラ」かな? 春になるとこの辺り一面がシバザクラだらけになるのですが、今頃咲くものでしょうか?

 シバザクラ130203

よく見ると妙に肉感的な「コブシ」の木。内圧が高そうな膨満感、微妙に女性的な曲線。
コブシ130203

 塩野七生『想いの軌跡 1975-2012』 新潮社

 塩野七生は1993年3月防衛大学の卒業式で次のように述べた。少々長くなるがご覧いただきたい。

 (前略)今の私は「ローマ人の物語」と題した古代ローマ史の連作一本に集中する毎日を送っています。その第二巻がローマとカルタゴの間に闘われたポエニ戦役なのです。それでこの一年というもの、私の頭は、戦略や戦術や武将たちで占められてきたのです。しかも、ポエニ戦役の主人公であるハンニバルもスキピオも、そして私が古代の戦略戦術を勉強するためにとりあげざるを得なかったアレクサンダー大王も、いずれも二十代から三十代にかけての若さで、戦史に残る業績をあげた人物です。(中略)
 まずはじめは、一級の武将イコール一級のシビリアンである、ということです。シビリアンであらなければならない、と言っているのではありません。一級のシビリアンでなければ、戦場でも勝てないからです。
 では、なぜ一級のミリタリーは一級のシビリアンでもあるのか。
 それは、戦争でも戦闘でも、勝利を収めるということが、実にさまざまの要素の結合であるからなのです。勇敢であるだけでは、充分でない。兵士たちを従いてこさせる人望があっても、それだけでは充分でない。

 以下、補給線確保の必要性、戦闘に訴えず勝つための外交術、部下たちのをやる気にさせる心理学的な手腕等々はシビリアン的な才能と説く。
 そして最後は「なぜ彼らにだけ、優れた戦術を考え出すことができたか。それは彼らが一般人よりは柔らかな思考をする人物だったから」と続く。

 『ローマ人の物語』は文庫本で43冊の大作。昔から知ってはいたが、途中で挫折しそうで手が出せなかった。読んでみようかという気になりかけている。

 今回はここまで。明日は立春。皆様、お健やかな毎日でありますように。
 
プロフィール

kantarou + 6

Author:kantarou + 6
畑や庭での作業を楽しんで、晩酌・早寝・早起きの毎日です。読書やドライブも好きです。

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