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綿柎開(わたのはなしべひらく)

「綿柎開」(8/23~27)は24節気「処暑」の初候。綿の花が咲き始める頃の意。

 今日(27日)は好天。春日部に出掛けたついでに、内牧公園へ。5kmほど歩いたところで、車へ戻る。無茶はいけません。
 今回の短歌は、講談社現代新書「昭和万葉集秀歌」全3冊の「三」から。編者は上田三四二。昭和60年1月20日第一刷発行。

 忘れゐしものの心地に佇(た)ちて聴く夕日の丘のかなかなの声 (太田青丘)
 s-荒地に咲く20170827
 ヒャクニチソウ。(植物名はS先輩からご教示いただきました)

  神のおそれひたにおもひつ葉ごもりにせみしぐれせる日ざかりをゆく (三島由紀夫)
 s-残暑2017027
 オオブタクサ。

 沈黙のわれに見よとぞ百房の黒き葡萄に雨ふりそそぐ (斎藤茂吉)
 s-ユリ20170827
 タカサゴユリ。 

 ひぐらしの一つが啼けば二つ啼き山みな声となりて明けゆく(四賀光子)
 s-栗5人兄弟20170827
 
  まどろみより覚めてかなしも蝉の声ききつつまどろみゐし夕つかた(生駒あざ美)
 s-残暑②20170827
 コウゾ。

 野づらには野づらの風が窓辺には窓辺の風が秋をもたらす(岸野澄)
 s-ヤブカラシ20170827
 ヤブカラシ。

 むしあつき鼓動をもちて颱風の風圧(お)しきたる夜の稲田より(板宮清治)
 s-ヘクソカズラ20170827
 ヘクソカズラ。

 盆灯籠に灯を入れるときひとりなる余生に今年の蜩(ひぐらし)きこゆ(富田住子)
 s-センニンソウ20170827
 センニンソウ。

  ひとつの窓あけてわが聴くまぼろしの天の奥処(おくか)のかなかなのこゑ(清原令子)
 s-セイバンモロコシかな20170827
 セイバンモロコシ。

 夏尽くるあはれを持ちてひたすらに萩咲きそめし岬山(さきやま)に来つ(堀江伸二)
 s-ガガイモ20170827
 ガガイモ。

 去年(こぞ)よりもかなしみ重き秋にして透りくる陽にてのひらかざす(斎藤春子)
 s-残暑③20170827
 コスモス。

 稲原の早稲穂にしろく照る月は夜ごとに明し山の峡(かひ)にも (中村憲吉)
 s-実りの秋20170827

 拾ひきて夜の灯に愛しむ秋蝉のあかがねいろのぬけがらひとつ(杜沢光一郎)

 今回のブログは8/27に作っていたのだが、一時保存して、Windowsのバージョン・アップを行ったら不調になり、ブログ作成は断念。今日8/29は風邪で会社を休んだ。パソコンをいじっていたら、なんとか復旧。だんだんこういうことが面倒になる。もうバージョン・アップは結構だと思うのであるが、利便性向上とかウイルス対策の強化とか謳われているとついつい更新してしまう・・・(;´д`)。

 風邪をひいてしまった私が言うのもなんですが、皆さま、お健やかにお過ごし願います。

蒙霧升降(ふかききりまとう)

「蒙霧升降」は「立秋」の末候(8/18~22)。深い霧があたりに漂って、夏の衰えを感じさせるの意。

 昨日(8/19)は、先輩のご葬儀。享年80歳。若い頃からずっとお世話になった。最近は年に一度のOB会でお会いするだけになっていたが、「頭がいいやつばかりになると会社はおかしくなる。君ぐらいが丁度いいんだよ」といつも激励された。

 かりそめの感と思はず今日を在る我の命の頂点なるを(窪田空穂)
 s-クリスマスローズ20170820
 アルストロメリア(花名はS先輩からご教示いただきました)

 死に顔は誰にもみられたくなしと思ふにいつも列車に眠る(草田照子)
 s-赤い花②20170820
 ダリア

 隣町まで雷鳴が近づいて、鉛筆が濃く匂つたやうな(岡部桂一郎)
 s-ブルーベリー20170820
 ブルーベリー

 あしびきの山の夕映えわれにただ一つ群肝(むらぎも)一対の足(佐佐木幸綱)
 s-ニラ20170820
 ニラ

 身を繋ぐ何のなければ夏穂草さやる素足の痒くてならぬ(佐伯裕子)
 s-ネムノキ20170805
 ネムノキ

 今日は洗濯・掃除・床屋・買い物。さて、これから「真さば」を胡麻ダレで頂きながら、ちょっと一杯。
 皆さま、お健やかにお過ごし願います。

寒蝉鳴(ひぐらしなく)

「寒蝉鳴」(8/12~17)は24節気「立秋」の次候。文字通りの意。夜明けに聞くひぐらしの合唱は神秘的。

 8/13、14はいわきへ。13日は母と兄弟&その伴侶と会食。それぞれがお気に入りのお酒を持参し、相互にプレゼント。90歳近い母も「中ナマ」を半分ほど飲む。いつもなら2時間ほどで空けるのだが、ちょっと酒量が落ちたかな。
 14日は高校の同級生ビッキさんの山学校で、飲み会。宮城県角田市、東京・杉並在住の同級生も参加。ビッキさんの奥様のお手料理をいただきながら、ビール、日本酒、焼酎、ウィスキー(72度!!)・・・。
 今回の写真は全て14日撮影。あいにくの天候だったが、コンパクト・デジカメはとにかく明るく撮れる。以下の5枚は雨の田人路の山中で、あとの2枚は妻の実家の庭で。

 八月は千万の死のたましずめ夾竹桃重し満開の花(山田あき)
 s-コバギボウシかな20170814
 コバノギボウシ(花名はS先輩からご教示いただきました)

 騒然と明るき街や八月を負の月とする意志の混濁(野村久雄)
 s-ヤマジノホトトギスかな20170814
 ヤマジノホトトギス 

 原爆忌おだやかに過ぎ列島に鮮血のごと湧く百日紅(富小路禎子)
 s-なんとか草④20170814
 スマトラノオ

 火をたくはかく鮮しき濃き時間餓鬼に供うる飯を炊きたり(玉井清弘) 
 s-なんとか草③
 クサアジサイの花後

 迎へ火はしづかに消えて真向ひの闇よりほのかに稲の匂ひす(高橋俊之)
 s-キツネノカミソリかな20170814
 キツネノカミソリ

 草花描く岐阜提灯の夕風に揺るれば今し夫来たまふや(星野五百子)
 s-オクラ20170814
 オクラ

 暦には立秋とある今日の午後黍の葉鳴らす風吹きいでぬ(筏井嘉一)
 s-ダリアかな20170814
 ダリア

 たまゆら世も人もはた我もあらず山うづむる柑橘の花の香にひたり(佐佐木信綱)

 このところ涼しい天気が続いていますが、ご油断召されるな!! どうぞ、お大事に。

涼風至(すずかぜいたる)

 「涼風至」は24節気「立秋」の初候。立秋(8/7)を迎え、暑い日が続く中、時おり涼しい風が吹く頃の意。

 s-蓮20170805

 しばらくインターネット環境が不調だったが、本日解決。もうひとつの問題は、春日部の内牧公園のような、毎週のように歩いても四季折々の草花が次々と姿をみせてくれる里山的な場所がまだ見つからないこと。遠くまで続くレンコン田の真ん中から筑波山を望んで嘆息している。
 
 超ノロノロ台風は困ったものですね。皆さま、立秋も過ぎました。もうひと頑張りです。
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kantarou + 6

Author:kantarou + 6
畑や庭での作業を楽しんで、晩酌・早寝・早起きの毎日です。読書やドライブも好きです。

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