FC2ブログ

わが宿の いささ群竹

うちの狭庭の片隅で、シャクナゲが満開。

 10年ほど前に小さな苗木を買ってきた。昨年、1輪だけ咲いた。1輪だけでもうれしかったが、今年は何輪も咲いてくれた。雨の中の『記念撮影』。

 石楠の花にしまらく照れる日は向こうの谷に入りにけるかな(島木赤彦)
 s-シャクナゲ20150516

 狭い庭と言えば、大伴家持の  

わが宿の いささ群竹 吹く風の 音のかそけき この夕べかな

 この歌は家持の『春愁絶唱三首』のうちの一首の。あとの二首は
 
 うらうらに 照れる春日に 雲雀あがり 心悲しも ひとりし思へば

 春の野に霞たなび きうら悲し この夕かげに 鶯鳴くも

 家持は越中守として赴任していた頃は、

 春の苑 紅にほふ 桃の花 下照る道に 出で立つをとめ

 もののふの 八十をとめらが 汲みまがふ 寺井の上の かたかごの花

などのひたすら美を愛でる和歌を詠んでいて、何かにつけ悲しむという様子はない。

 実は、晩年になって『春愁絶唱三首』を作ったころは、勢力を増す藤原氏に押され、大伴一族の没落傾向が露わになってきたとのこと。そんなことで、なににつけても侘しく感じざるを得なかったのだろうと。
  
 まあ家持が晩年を侘しい気持ちで過ごさざるを得なかったことは同情するが、還太郎とその仲間たちも日々侘しさの中を生きている。下記は最近友人から来たメール。

 人の名前を覚えられないのは日常茶飯事。移動してきた部屋で何をしに来たのかが分からなくなっていることがよくある。携帯電話で話しながら携帯電話を探すこと、機械式立体駐車場で他の車庫番号のボタンを自信をもって押してしまうこと、連休があると曜日感覚が完全にズレていること、忘れないようにと予定表に書き込んだ内容(特に日時)に間違いがあること・・・枚挙にいとまがない。 

 別な友人からも。

 我が家では、「あれ取ってくれ」、「あれって何?」、「あれだよあれ」という会話が日常。これを「あれあれサギ」と呼んでいる!

 物忘れ するが晩酌 忘れない (佐藤庄助さん)
 朝ドラに 涙流して 鍋焦がし (鈴木千代さん)
 メモをした それをどこかに 置き忘れ (中村多美子さん)

 今晩、高校の同級生7,8名と都内某所で酒盛りの予定。相互のボケ判定で盛り上がることだろう。
 皆さま、ボケにご用心召されたし。

コメントの投稿

非公開コメント

認知症 見るのも聞くのも 皆新鮮


ボケた人の勝ちです

初めまして(*ロ′∀`b)

ドキドキしながらも初コメントしてみました。
じつはいろいろあり過ぎて心の中がずっともやもやしてたんですがその気持ちが、少し解消されて嬉しい気持ちにさせてもらえたんです\(○^ω^○)/

ブログ読ませてもらっている内に再スタートをしっかり切らないと、と不思議と思わせてもらえました((●≧艸≦)
本当にありがとうございます♪

そのもやもやを少し聞いてもらうことは出来ませんか?もし可能ならばメール頂けたらうれしいです(´∀`*)
迷惑でしたらこのコメント承認せず消して下さい。急にすみませんでした。
プロフィール

還太郎+7

Author:還太郎+7
畑や庭での作業を楽しんで、晩酌・早寝・早起きの毎日です。読書やドライブも好きです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ