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思はざる一冊を得てドアを押す古書肆の外は雪となりゐつ(小田美慧子)

 12/23、内牧公園へ。好天。マフラーも手袋もなし、フリースの上着で十分。

 老のこころ惹く一冊の書のありて読めばこころにあまる物もつ(窪田空穂) 

 さて、先ずは「ぴょん吉」君「ぴょん子ちゃん♀」の写真。ガンネ@白岡さんが飼っている。ガラスケージに入れ、ケージの下にヒーターをセットし、24.5℃に保つ。冬眠はしない。お風呂に入っているように見えるが、カエルは皮膚から水分を補給するので、そのためのプール。
 ぴょん吉① ぴょん吉③ ぴょん吉②

 すれ違い逢わざるものは人のみかはおびただしわが読まざりし本(坪野哲久)
 s-ホトケノザ20161223

 『わが解体』回し読みして目見(まみ)清き若者ぞ愛(お)し十年(ととせ)経てなほ(佐藤通雅)
 s-ヒヨドリ201223

 壮年のこころをひらけばフォークナー読むに葉月のよき木下陰(志垣澄幸)
 s-すっきり20161223

 サリンジャーを読みふけりゐし時の間をにはかにふとる棕櫚の花房(篠塚純子)
 s-シバザクラ2061223

 黒き眼のカルメンうすき書の中にまにまに生きて果てゆきにけり(横竹小夜子)
 s-紅葉20161223

 一冊をぬけば夜をこめ月差せる書架の奥までほそき闇あり(上村典子)
 s-花20161223

 比企の郡丘踏みたまふ心はづみ今日読み返へす「万葉紀行」(清水房雄)
 s-枯葉20161223

 『金枝篇』たづさえゆけば紅葉のははそはあかがねいろに羞(やさ)しむ(小中英之)
 s-枯ハス20161223

 『ゲド戦記』抱えてきょうは閉じこもる越えねばならぬ体調不良(相原由美)
 s-黄色の花20161223

 Oというやさしき人の書物には冬のことばがあまた置かるる(吉野裕之)
 s-風20161223

 明日の日中最高気温は今日の半分とか。皆さま、お大事に。


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No title

何だか
春と秋と冬が同居しているような
写真集?ですね(笑)

憧れは 花のあるあたたかな春
でも キッパリと潔い冬も素敵!

いいえ、やっぱり惹かれるのは
晩秋を感じる最後の2枚かな。

来年も、還太郎さんらしい写真
楽しみにしています。

良いお年をお迎えください。

No title

そうなんです、ジシバリやホトケノザは一年中咲いているのではないかと思えます。シバザクラもです。なんか変ですね。
昨日は出勤の際、越谷〜草加あたりで車窓から富士山が綺麗に見えました。冬季の通勤の楽しみです。

はっぴーさんも、良いお年をお迎え下さい。

還太郎
プロフィール

kantarou+5

Author:kantarou+5
週末の近郊里山徘徊を楽しみつつ、足腰の衰えを防止しています。読書やドライブも好きです。

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