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面前に娉婷(ひょうてい)と現れたる姿に

娉婷(ひょうてい)は女性の穏やかな美しさがあること・そのさま。(今年のタイトルは漱石『草枕』の難解熟語。)

 今回も短歌は『昭和万葉集秀歌 【二】相聞と挽歌』(講談社現代新書・岡井隆 編・昭和59年12月刊)から。(作者名の後の数字は昭和何年何月の発表かを示す。何月か不明の場合は何年かのみ。)

 木隠(こがく)りの芝に陽の斑(ふ)を静かに踏み君去りゆけば佇(た)ちて見送る(中西進 28.6)

s-発電所20180701
  6月29日、還太郎は土浦市から福島県いわき市へ転居。翌30日には引っ越し荷物もほぼ片付き、7月1日、早朝散歩へ。上掲の写真は鮫川河口付近。5時17分。対岸の石炭火力発電所が朝霧に囲まれている。

 たなぞこを重ね寂しさをわかち合ふ風鳴る高き窓に向ひて(山口智子 28.2) 
 *たなぞこ=たなごころ、てのひら。

 s-釣り人20180701
 5時35分、朝霧は更に深くなるが、20~30m間隔で太平洋に向かい立つ釣り人は怯む様子なし。
 
 もろこしの穂に月ありしかの夜よふるへて我を抱き給ひき(福田節子 27.6)

 s-アザミ20180701
 ノアザミ。
 上掲の写真以下は、海岸沿いの防風林の中を通る小道で。「防風林」ということで、一定の手入れがなされている様子。日射しも避けられるので、絶好の徘徊コースかも。
 
 灰黄(くわいくわう)の枝をひろぐる林みゆほろびなむとする愛恋ひとつ(岡井隆 28.6)

 s-白い花20180701
 スイカズラ。

 快活にほほえみいしが美しき頬をつたいて落ちしひかりよ (篠弘 32)

 s-赤い花②20180701
 バラ。

 かなしみの遂に祈りのごとくなるこの夜半ひそかに君の名を呼ぶ(荒金千代 31.6)

 s-黄色の花20180701
 メマツヨイグサ。

 君住める故に愛せしこの街の雪積む駅の停車短く(葉山宣淳 33)

 s-赤い花20180701
 ヒメオウギズイセン。

 雪しろの はるかに来たる川上を 見つつおもへり。斎藤茂吉(釈迢空 30)

 s-黄色の花②20180701
 オオキンケイギク。

 みいのちは今日過ぎたまひ現身(うつしみ)の口いづるこゑを聞くこともなし(佐藤佐太郎 31)

 s-ネギ畑20180701
 鮫川の堤防の内外の農地はネギ畑が多い。収穫時期をずらすべく何回かに分けて植えている。なかなか一直線というわけにはいかない。

 今日の歩数10,706歩。体重もあと600gで70kg台。明日はサツマイモ植え付け用の畝を100mほど作るので、明日にでも「夢の70kg台達成」かな ❢
 皆さま、もう梅雨明けとか。暑くなります。ご自愛専一に願います。



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植物名を追記しました

 4/1~7/1までの11回の拙ブログに対して、S先輩から植物名のご教示をいただいた。誠にありがたく、青字にて追記しました。
 お時間のある方は、ぜひご覧願います。
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kantarou+5

Author:kantarou+5
週末の近郊里山徘徊を楽しみつつ、足腰の衰えを防止しています。読書やドライブも好きです。

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