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漱石

 漱石(漱石沈流)。こじつけること、こじつけて言い逃れをすること。負け惜しみの強いこと。

  今年のタイトルは『中国故事成語辞典』(角川書店)から。

 晉の孫楚は隠遁しようと思っている親友の王済に向かい、「漱流枕石・流れに漱(くちすす)ぎ石に枕(まくら)す」と言わねばならないところを、うっかり「石に漱ぎ流れに枕す」と言ってしまった。王済がすぐさま「そんなことはできない」とつっこむと、彼は「流れを枕にするというのは、昔の隠者の許由のようにつまらないことを聞いたときに、自分の耳を洗うためだ。また石で口をすすぐのは歯を磨くためだ」と、うまくこじつけて言い逃れをした。「流石」と書いて「さすが」読むのも、さすがにうまく言い逃れたということ。

 今回も短歌は『現代短歌集成』(角川学芸出版)から。作者名のあとの数字は西暦の下2桁で、発表年を示す。

 押しひらくちから蕾に秘められて万の桜はふるえつつ咲く (松平盟子・90)

 s-河津桜③20200303
 3/3、@勿来の関。河津桜が満開。3枚続く。

水流にさくら雫(ふ)る日よ魚の見るさくらはいかに美しからん (小島ゆかり・92)

 s-河津桜②20200303

 かきくもる空に危ふく紛れむをさくらはさくらの色に匂へり (日野原典子・93)
 
 s-河津桜20200303

 ひと日ひと日石積むやうに過ごしきて馬酔木の房のふくらみに遭ふ (雨宮雅子・06)

 s-馬酔木20200303
 前回に続き馬酔木。

 青き空にさくらの咲きて泣きごゑは過ぎし時間のなかよりきこゆ (森岡貞香・87)

 s-大島桜②20200305
 3/5、@大野八幡神社。大島桜かな。2枚続く。

 瘤もてる太き幹にも桜咲く錫のやうなる白のあつまり (塚本諄・99)
 
 s-大島桜20200335

 何待つとなきこの身さへ春うごく気配につれてときめくものを (筏井嘉一・65)

 s-白文字20200305
 ここからは還太植物園。白文字の新芽。

 樹は内に一千年後の樹を感じくすぐったくてならない春ぞ (渡辺松男・97)

 s-花梨20200305
 花梨の新芽。

 里山の輪郭ぼうとけぶれるは梢々に春来たるらし (雨宮潔・04)

 s-何かな20200305
 調査中。 花水木かな。 土佐水木のようです。

 シンビジウムの葉に来し蜂が一瞬を少し滑りてしかと止まれり (市村善郎・08)

 s-シンビジウム20200305
 シンビジウム。実家の玄関土間の鉢植え。

 折れ芦の鴨の入江に陽はさしてゆきてかえらぬものに春くる (馬場あき子・77)

 s-シンビジウム②20200305
 こちらもシンビジウムかな。同上。

 s-ホテイアオイの越冬20200305
 ホテイアオイを池に放置すると、越冬できずに朽ちてしまう。ネットで発泡スチロールに入れると越冬できると知ったので、2箱試してみたら、無事3月を迎えた。夏の間に10倍以上に分結増殖するので、2箱はあれば充分。

 3月に入ったら風の強い日が多く、天気予報よりも体感温度が低い日が続いています。コロナウイルも怖いけど、インフルエンザにも要注意。皆さま、くれぐれもご自愛ください。

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桜の便りが聞こえる季節になりました(^-^)v
地球に遊ばれてるような気温の変動に体調管理を気にしながらの日々
還太郎さんも風邪など引かぬよう気をつけて下さいマセ

植木屋さんの手伝いをしてます

エルさま

ブログに書いた通り、ただいま植木屋さんの手伝いをしています。今日会ったのは母親、息子、植木屋さんの親方、現場の御宅の設計をした建築士、コンビニの店員さんだけ。青空のもとポカポカ陽気、雉や鶯の鳴き声を聞きながら桃源郷とはかくやという一日でした。コロナ罹患の心配はない毎日です。

還太郎 拝
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還太郎+7

Author:還太郎+7
畑や庭での作業を楽しんで、晩酌・早寝・早起きの毎日です。読書やドライブも好きです。

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