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随処に主と為る

 随処に主と為る。どこでも境遇に左右されず、自己の主体性を失わないで独立自在すること。

 ことしのタイトルは『中国故事成語辞典』(角川書店)から。また、短歌は水原紫苑歌集「うたうら【決定版】」(深夜叢書社)から。


 ばれいしよは不可思議の音(おん) さいはてに玉帇(たまははき)もつ童子のごとく 
                            *ほうきの美称                  


 s-ムシトリナデシコ20200709
 ムシトリナデシコ。今回の写真は全て還太植物園と還太池にて。


 白鳥の飛来地近きここにして夜(よ)のサキソフォンひとごゑに似る


 s-調査中20200709
 こちらは黄色のムシトリナデシコかと思って、前掲の写真と並べてみた。どちらも花弁は5枚、葉は対生で形も同じ。だが、蕊(シベ)の数が全然違う。ということで、調査中。


 アイヌ名の山をはさみて虹の脚やすらかにひらく出発の刻


 s-ヒメイワダレソウと日本ミツバチ20200709
 ヒメイワダレソウの花には二ホンミツバチが多数参集。


 火中(ほなか)より抱きあげられしをみなにてクレープうすくうすく焼きつぐ


 s-エゴの実20200709
 エゴの実。


 鏡壁に樹の貌(かほ)映すビル街のいづこに匿(かく)すトロイアの子を


 s-オニタビラコかな20200709
 オニタビラコかな。


 たましひの落下をかくも喜びて君いつの世の椿なりしや


 s-コケ20200718
 還太池の脇のコケ畑で。ゼニゴケかな。ちょっと分りづらいが「破れ傘」の下部の膨らんでいるのが胞子体。


 ミルクティ熱きを注ぎかうかうと未来語るは人ならぬわざ


 s-コケ②20200718 
 日本では約700種のコケが確認されているとのこと。こちらは調査中。

 
 星さへも眼もつゆゑ争ふと石かたるなりとはに盲(めし)ひよ


 s-セダムかな20200709 
 さて、そのコケ畑の中に特に元気なコケがいて、他を圧倒する勢いで増殖中。ある日、こんな花が咲いた(◎_◎;)。コケには花が咲くはずがないと調べてみると、どうやらセダムらしい。花径は6~7mmほど。


 あづさゆみ春たたかひに果てにしは十六敦盛そのきよき馬

 
 s-せた゜むかな②20200709
 こちらの写真の方が分かりやすいが、セダムは多肉植物で、どんどん増えるそうな。コケ類滅亡の危機。移植しなければ・・・。 


 脚長きグラス並べつ囚はれのいのちといへどいのち生みつぐ


 s-リュウノヒゲの救出20200717
 還太植物園の東・南・西の最外周部には、土留めのためにリュウノヒゲを1000株ほど植えた。それが、ちょっと油断するとこのありさま。雑草に覆われてリュウノヒゲが見えない。次の写真が雑草引き後。


 白鳥はおのれが白き墓ならむ空ゆく群れに生者死者あり


 s-リュウノヒゲの救出②20200717
 場所によってはリュウノヒゲが成長・密植状態になって、雑草が殆どないところもあるのだが、あと1年ほどは定期的な除草が必要。砂利を入れて防草シートを敷けば手間はかからないのは分かっているが、せっかく成長してきたリュウノヒゲを引き抜きたくないので、頑張るしかない。まあ、時間はたっぷりあるしね。


 薔薇の名の祈りにちかき夕まぐれおのれ恋ふなき東洋のみづ


 s-ベコニア20200718
 ベコニア。 


 ヴェネツィアに遊ぶと告げて途切れたる留守番電話の空白の喩や


 s-スイレン20200718
 スイレン。


 湖のとびらを想ふ一日の卓にかがやきやまぬクレッソン


 s-バラ20200718
 バラ。


 見あぐれば公妃のごときゴリラゐてわがいつはりの歌を諳(そら)んず


 s-ギボウシ②20200718
 ギボウシ。


 父と子は駱駝を見ずて夢に入り地軸のかたへ銀砂とびゆく


 s-庭園管理士


 さて、還太郎が「庭園技能講座」の通信教育を受けることにしたのは既報の通り。今般、6回の課題提出を終え、オール100点満点で修了。 \(^o^)/  テキストや資料を丹念に読み、それでも分からないことはネットで調べて解答すればいいので、誰でも修了できるけどね。
 修了の連絡と共に、上の写真のような看板を掲げてはどうかとの案内。アルミ鋳造、横20cm、縦50cm、厚2cm。税抜き価格は数万円。さらに、庭園技能の指導員養成講座の案内も。因みに、上の看板は印刷サンプルで、私は「金子好三」さんでもない。

 閑話休題。いわき市小名浜測候所の7月月初から昨日(7/18)までの日照時間は累計で18.3時間。過去10年間の7月1ヶ月間の平均値と比較すると、まだ10日強残っているが1割程度。雨も強弱はあるがほぼ連日。そんなことで写真を撮るチャンスが少なく、ブログ更新も半月ぶりとなった。

 この間の暇つぶし対策。
 
 ①ノートブックパソコンで観ていたDVDを49型のテレビで見るべくDVDプレーヤーを購入。最初に観たのは『マンデラの名もなき看守』。マンデラは南アフリカの反アパルトヘイト運動の指導者。1964年に国家反逆罪の判決を受け、27年間の獄中生活の後、1990年に釈放された。後に南アフリカの黒人初の大統領に。マンデラは弁護士であり、収監中に多くの看守を訴えたが、ただ一人だけ一度も訴えなかった看守との「交流」を描いた作品。
 「交流」と書いたが、マンデラの長男も、黒人びいきと噂された看守の長男も不審な交通事故で死亡するなど、それぞれの家族も右翼から迫害を受ける。
 ②去年の農業簿記3級に引き続き今年は「庭園技能講座」にトライした。暇つぶしにはうってつけ。まだ今年も半年近く残っているので、もう一つ何をやるか、思案中。

 東京などの新コロナウイルス罹患者は増加中。皆さま、くれぐれもご用心願います。

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よく降りますねえ

還太植物園に植えたのはリュウノヒゲの中でもタマリュウというやつですよね。
頑張ってよく草を引きましたねえ。山学校でも昨年庭の踏み石づたいに植えたので、今年は草引きをしました……あ、作業をしたのは妻ですが。こっちは草刈りで手一杯。タマリュウの隣にあちこちでサトイモが芽を出してきて、悩みました……。コンポストの堆肥を使ったからのようですが、サトイモの強さにはびっくり。家の周りのあちこちにサトイモが出ています。
おっと脱線。
要するに雑草が生えないほどタマリュウが密になればいいのですが、山学校の方法は、こんなふうです。
晩秋から4月頃まで、雑草の大半が枯れているときに、かたまっているタマリュウを掘り出してほぐし(これが大変)、少し間をあけて植え直します。それから水やりをし、ときどき油かすや堆肥などをやると、けっこう増えます。寒さには強いようです。晩秋から春先にかけてはあまり雨が降らないので、そういうときに水をやるとタマリュウは増えるようです。
あとは、タマリュウの青い実がなったときに採って、皮をつぶして中の白い種のところを埋めるとそのうちタマリュウが出てきます。とにかく水と肥料です。特に水かな。それと、応援歌を作って歌ってあげることかな。
タマリュウの間にアジュカを植えると、けっこういい感じになりますね。

……と、書きましたが、タマリュウについてはまったく調べたことがないので、上記の方法は間違っているかもしれません。どなたかご教示ください。まあ、教科書をみないであれこれ試すのも楽しみのうちといえば言えますが。でも、植物や樹木は絶対やってはいけないこともあるので、やはりよく知っている人がいれば、コツを伺うのがよろしいかと。

ワタクシもコケは大好きです。が、ゼニゴケだけはできるだけ取ります。強い上に、増えると見た目がとても悪い。ちょっと気味が悪いくらいです。他にもいいコケはいくらでもあるので、「退治」したほうがいいと思います。

No title

ビッキさま

コメントをいただき、ありがとうございます。タマリュウの繁殖には油かすというのは、昨年ビッキさんに教わりましたよね。そうか、他の雑草が枯れている時期に施すのですね。私はまだ雑草が元気な季節に、雑草退治をして油かすを施したので、雑草が再繁殖。今秋末に試して見ます。

子供の頃は畑の雑草引きは嫌な仕事でした。親に言われると、急に宿題をやらなければなどと言い訳して逃げてました。いまは全く平気です。3日連続の雑草退治もなんのその。これだけ身体を動かせば今日の晩酌はさぞ美味かろう、その一念です。

ゼニゴケは、ブログに載せたように「破れ傘」が見様によっては未来の空中都市のようにも見えるので、余り蔓延らないようにしつつ、残しておきます。

セダムっておいしそう

 還太郎おじさん、こんにちは。「セダム」も「多肉植物」もはじめて知りました。はかなげできれいな花ですね。ふっくらした植物なので、調理方法を工夫すれば、おいしく食べられそう。
 それから、庭園技能講座の修了、よかった、よかった。いつか還太植物園を拝見するのが楽しみです。
 8月になれば、いつかは梅雨も明けるでしょう。熱中症にご用心、です。

安全第一

チコちゃん、コメントありがとう。還太植物園は毎日驚きの連続です。20種類、40本程の樹木は意図して植えましたが(サザンカとツツジも加えれば250本)、ビロードモウズイカやユウゲショウ、フユシラズ等々は勝手に生えてきました。この後もどう変わるのか、日々気持ちは新鮮です。
 
プロフィール

還太郎+7

Author:還太郎+7
畑や庭での作業を楽しんで、晩酌・早寝・早起きの毎日です。読書やドライブも好きです。

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