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「大寒」と「立春」のはざまで

 寒中お見舞い申し上げます。 

 今日(1/26)は1/20の「大寒」と2/4の「立春」の中頃。寒さはまだまだ厳しいが、梅や桜の枝先には小さな蕾も見られ、春が近いことを告げている。

 桜の蕾130126

 まずはコゲラ。とにかく止むことなく木をつつき続けるのでレンズの焦点が定まらない。コゲラの頭蓋骨と嘴の仕組みを調べたら、「衝突安全ボディ」のヒントがあるのでは? 結構大きな音をたててドラミングしているのでかなりの衝撃が加わっているはず。ネットで検索すると下記の記事があった。

 『キツツキは頭痛知らず』
 キツツキが堅い木の幹に穴をあける時には、1秒間に20回も嘴(くちばし)で木をつつきます。その時キツツキが1回に受ける衝撃は、時速25キロメートルで壁に頭をぶつけるくらいの大きさです。けれども、キツツキは頭痛や脳震盪(のうしんとう)を起こしたりはしません、何故でしょう?
 その秘密は頭の構造とつつき方にあります。キツツキの脳は、3重のクッションで衝撃からがっちり守られています。クチバシの根本に発達した筋肉と大きくて厚い頭蓋骨の中のスポンジが、頭に伝わる衝撃を吸収します。さらに、キツツキの長い舌の付け根は後頭部にあり、頭蓋骨をぐるりと取り囲むクッションとして脳を守っています。木をつつく時は、木の幹を掴む足を支点にして、梃子(てこ)の原理で体全体を一本のハンマーようにしてクチバシを振り下ろしています。このとき、太い尾羽は体を固定する留め具の働きをするとともに、バネのように働いて振り下ろすクチバシに勢いを与えています。また、木を垂直につつくことも、脳への衝撃を抑えることに役だっています。サッカーのヘディングのように、ボールを額の適切な位置に当てれば頭に響く事がないのと同じ原理ですね。このように、頭の3重ガードと体全体を使った上手なつつき方で、キツツキは振動と衝撃から脳を守っているのです。
 

 コゲラ130126
 
 こちらはコサメビタキ(小鮫鶲)と思う。自信はない。ちょっと向こう向きになってしまった。目のまわりの白いアイリングが特徴。山渓社の「日本の野鳥」によると夏鳥とのことだが、ネットで調べると1月に名古屋で撮影された例もある。 

 コサメビタキ130126
 
 続いてハシビロガモ(嘴広鴨)♂。カモ目カモ科。あいにく逆光になってしまった。クチバシはスコップのような形をしている。採食行動は独特で、1,2羽や、時には何十羽もの群れで、水面をぐるぐると円を描くように泳ぎ回って渦を作る。渦の中心にプランクトンなどを集め、扁平なクチバシを左右に振りながら水ごと吸い込み、クチバシにある歯ブラシ状のものでろ過して食べる。(山渓社の「日本の野鳥」)

 ハシビロガモ130126

 モズ。尾が端まで写っていないのが残念。でも、冬の青空を背景にしてきれいに撮れた。なかなかいい顔をしている。

 モズ130126
 ハシビロガモは白岡運動公園、他の鳥はU公園。

 道路わきの植栽の中に立つサザンカは寒さをものともせず、ピンク、白、紅と色とりどりに咲いている。 

 サザンカ①130126
 
 サザンカ②130126
 
 サザンカ③130126

 今月の読書会は岡潔「春宵十話」(光文社文庫)。

 春宵十話 

 岡潔は言う。「職業に例えれば、数学に最も近いのは百姓と言える。(中略)これにくらべて理論物理学者はむしろ指物師に似ている。(中略)理論物理はド・ブローイー、アインシュタインが相次いでノーベル賞をもらった1920年代から急速にはなばなしくなり、わずか30年足らずで1945年には原爆を完成して広島に落とした。
 こんな手荒な仕事は指物師だからできたことで、とても百姓にできることではない。いったい30年足らずで何がわかるだろうか。わけもわからずに原爆を作って落としたに違いないので、落とした者でさえ何をやったかその意味が分かってはいまい。」


 本の中で岡潔と友人の中谷宇吉郎の連句が紹介されている。まず中谷が「初秋や桶に生けたる残り花」と詠み、それに岡が「西日こぼるる取り水の音」とつけ、さらに「秋の海雲なき空に続きけり」、「足跡もなく白砂の朝」と両者のやりとりが続く。この間、いずれの句も10秒でつけたとのこと。これを以って岡は「ただちにというのは10秒ということだ」と説く。

 この本はちょうど50年前の1963年2月、毎日新聞社から刊行。でも新鮮。

 
 次回の課題図書は三浦しおん「本屋さんで待ち合わせ」(大和書房)。このところ小林秀雄、岡潔と続いたので若手には若干荷が重かった様子。三浦しおんと言ったら歓声が上がった。
 この本は、三浦しおんが日経新聞や読売新聞、その他のメディアに書き綴った書評を編んだもの。古典から現代もの、漫画から短歌などなど、あらゆるジャンルのものが紹介される。どの本も読みたくなって困るほどの名調子。

 では今回はここまで。おまけは昨年4/28の春日部駅前の藤通り。初夏の爽やかな光が皆様に届くといいのですが。お体に気を付けて。

 春日部藤通り120428 

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還太郎+7

Author:還太郎+7
畑や庭での作業を楽しんで、晩酌・早寝・早起きの毎日です。読書やドライブも好きです。

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