FC2ブログ

ブナ・コナラ・ミズナラ

 いざ、緑の海・ブナ林へ 

 いつもの田人路のその先に立派なブナ林があるとは聞いていたが、本日、念願叶ってビッキ@山学校氏のご案内で探訪することに。

 R289の最も高い峠を越えて「青生野」地区に入り1~2km過ぎた、『四時川』という白色の標柱が立っている地点を左折。そこから数百mでこの光景。ブナの葉が殆どの光を奪ってしまうせいか、木々の下は刈り込まれたかのように背の低い植物のみ。林内は見通しがいい。
 Wikipediaによると、『ブナは成長するにしたがって、根から毒素を出していく。そのため、一定の範囲に一番元気なブナだけが残り、残りのブナは衰弱して枯れてしまう。』とのこと。明るく見通しのいいブナ林が、そんな過酷な生存競争の結果だとは!!
 s-130720ブナ林 (1)
 
 ビッキ氏が双眼鏡で観察しているのは「ミズナラ」の大木。
 s-2ブナ林130720の

 幹の上部が折れてしまったブナの大木の根元。 
 s-ブナ林5

 その木の太さをお分かりいただきたく、ビッキ@山師の登場。超イケメンなのでありますが、敢えて精密画像の公開は控える。
 s-4ブナ林130720の

 裏側に回ると大きな樹洞が。
 s-ブナの空洞

 樹洞の中に手を伸ばしてカメラを入れて、レンズを上方向に向けてシャッターを押してみた。中はすっかり空洞。一番上から陽が入っている。 
 s-DSC_0156.jpg

 ブナの巨木は外形だけを辛うじて保っているが、キノコや苔が表面を覆い、瑞々しさを維持。
 s-ブナ林9

 サルノコシカケも。
 s-ブナ林10

 さらに林道を進んで行くと茨城県に入り、「小川ブナ植物群落保護林」へ。
 s-ブナ林130720の3

 広葉樹林の明るい空間に魅せられる。
 s-ブナ林8

 これは麓に降りてきてから撮ったユリ。いまを盛りと咲き誇る。
s-130720ユリ

 このあとビッキ氏の山学校で奥様に用意していただいた蕎麦etcを御馳走になり、心身ともに大満足。それから、施設に入っている親父を弟と二人で連れ出し、再度ブナ林へ。車で2時間ほど阿武隈山系の緑の海を巡り、親父も大満足の様子。

 さてさて、下の写真は17:30頃、鮫川の白鳥飛来地付近から望む阿武隈山系。山が幾重にも連なっている。あの山々の中で延べ数時間過ごした一日であった。
 s-鮫川夕昏

 涼しくて過ごしやすい日が何日か続いてる。窓をちょっと開けて網戸から入って来る冷気を楽しむのはいいが、そのまま寝てしまうと、朝方、寒くて目が覚める。身体がけっこう冷えている。都会で生活なさっている皆さま、やっぱり暮らすなら田舎ですよ~!! 今回はこれにて失礼。

コメントの投稿

非公開コメント

生きカエルね

いやあ、久しぶりのブナ林。今日一日で寿命が1年は延びました。
還太郎さま、お付き合いいただき、ありがとうございました。超安全運転で、快適でした。
あのブナ林を降りていった沢で、昔はいい型のヤマメが釣れました。

念のために付け加えますと、私が双眼鏡で見ていたのはミズナラです。
葉が高いところにしかないので、目視では確認できませんでした。
双眼鏡は必需品ですね。

途中、ウリ坊が道を横切るのを目撃しましたが、写真は撮れませんでした。といいますか、親のイノシシが出てきたら大変なので、深追いは最初から断念。
長い枝を振り回している写真に「超イケメン」とか書いてありますが、「超イケナイメン」の間違いですね。還暦過ぎたオヤジをからかっちゃイケンでしょ。
枝を振り回して何をしていたか?
洞のできた幹を叩いて深い音を森に響かせたいと思ったのですが、木魚ほどにも鳴りませんでした。
子どもの時も、還暦を過ぎても、やることはなぜか変わらない。成長なし。
とはいえ、これも私なりの森の慈しみ方。森を愛するみなさま、お見逃しください。
英語で「木を叩く」knock on woodは災いを避けるおまじない。小澤征爾が舞台に出て行く前にかならずやっていましたね。最近は確認できていませんが。もっとも小澤さんはドアをノックするときのように指でコツコツでしたが。

「だれもいない森の中で木が倒れたとする。音はしたのだろうか。」という謎々が古くからイギリスにあります。(国中の森のほとんどを牧草地にしてしまったイギリスですが。)
この謎々が昔から気に入っています。
いま、このとき、あのブナの大木のあたりではどんな音がしているのだろう?
ニンゲンがふたり来て、幹を撫でさすっていったことを思い出しているだろうか?


No title

ビッキ様、毎度お世話になります。コメント、有難う。写真の説明に「ミズナラ」である旨を追記しました。また、お付き合い願います。

おっかなぼうの森

このブナ林は「おっかなぼう」とか言った様な・・・・
十数年前にこの森で、ニュジーランドの
原住民の長いパイプ型の楽器でコンサートを
ひらきました。

No title

みどカメ様。「おっかなぼう」ですか・・・。私は初耳です。なぜ「おっかなぼう」なのか、そのうちにビッキ@山学校さんから講釈ではなく講義かあるでしょう。

「おっかなぼう」?

ビッキ@山学校です。
「おっかなぼう」はまったくもってわかりません。
「このブナ林は…」とおっしゃるところからすると、地元の人の呼称なのですね。
とくにおっかない感じもしないので、由来ははてさてなんでしょう。
みどカメさん、教えてください。
それにしても、そのコンサートを聴き逃したのは残念。

ご存知のようにツバメはツバメ返しで身をひるがえして飛んでいる虫も捕まえてしまいますが、早い動きの鳥はガラスが天敵。カラスではなく、glass。
野生の鳥類の研究では世界トップといっていいかもしれませんが、アメリカに「オーデュボン・ソサイエティ」のサイトがあります。
以前に野鳥の天敵は猫だと言って譲らないアメリカ人と議論したときに、この「オーデュボン・ソサイティ」の研究データを示して反論しました。
野鳥の死因のNo.1はなんと「ガラス」なのです。家の窓のガラス、ビルのガラス、車のフロントガラス(これは和製英語で英語ではwindshield)なのです。
サッシなどのガラスはとくに鳥がぶつかりやすいので、留守にするときはカーテンをしめましょう。

それはともかく、日本の野鳥とはまた違いますが、オーデュボン・ソサエティのサイトは面白いので、ぜひアクセスしてみてください。全部英語なので、その点ちょっとはがゆいかもしれませんが。
http://www.audubon.org/

John James Audubonは19世紀の鳥類学者。The Birds of Americaという、自分で絵を描いたアメリカの鳥の図鑑(1827-38)は出版されたときに大変な評判を呼びました。アメリカの大自然を旅して歩き、鳥や植物を調べて絵に描きました。
去年あたりでしたが、この本の初版がサザビーで数億円の値がつきました。
この本の複製なら持っているのですが…。大きさは実物大の大判の書物ですが、値段は70ドルくらいでした。

オーデュボンの絵はネットでいくつか見られます。
http://www.art.com/gallery/id--a23630/john-james-audubon-posters.htm

「おっかなぼう」!

みどカメさん

ビッキ@山学校です。

さきほど書き込みを送信してからふと気づきました。
「おっかなぼう」は懲らしめジョーク?
棒なんか振り回しておっかないことしている還暦オヤジに、なにやっとるんだ、と。
なかなか手のこんだジョークで、私のような能天気ものにはレベルが高すぎますね。
まあ、藪から棒きれを拾って振り回していたのですから、言われても仕方ないですが。
子供の時から「品行方正」は私の辞書にはありませんでした。
エコロジストが苦手なのも、その辺から来るのでしょう。

おっかなぼうの森 続編

拝啓

還太郎 さま
ビッキ@山学校 さま

おっかなぼう は懲らしめジョークでは
ありません~
そんな~森に遊ぶ先輩方をうらやましくもあり
あこがれですから~

さて、

今年も旅人で芸術家の展覧会がひらかれましたが、

その中に 奈良在住の彫刻家安藤栄作氏がいます。
当時、安藤氏(は南大平高松在住)と数人の仲間と
共にR289号沿いに芸術や環境、村おこし?などを語り
合うプロジェクトを立ち上げたのが15年前ぐらいに
なります。

名も「どんぐりプロジェクト」

その事業としての おっかなぼうの森での
コンサートでした。
その彼が日々の新聞に書いたものを見つけたので
参考に添付いたします。

ご覧下さい 下のURLからです。

http://www.hibinoshinbun.com/files/tabito/tabito.html

ちなみに
旅人(たびうど)はみどカメにとって先祖伝来の地でもあります。
江戸初期に移りすんでから今に至っております。
みどカメがメールアドレスに使う
MIKIEMONも世襲の名前です。
造酒右衛門と書きますが、お酒は好きですが
あまり多く呑めません~

男子直系の本家をなのり、小笠原候より拝領の
品も父から譲りうけました。

まあ~というわけで、
愛着もあり、受け継いでいる山林もわずかでは
ありますがあるみどカメでした。

Re: おっかな坊の森

> みどカメさん、コメント有難うございます。
> 添付していただいた新聞の記事を拝読して、「おっかな坊の森」のこと、よく分かりました。
> 実は本日も行ってきました。どんどん林道を進み、四時川沿いの林道を降りてきました。このコースはどの季節でもいいでしょうね。秋も冬も楽しめることでしょう。もう病み付きになりそう。
>
> あまり飲めない造酒右衛門様へ
>
> 鯨飲還太郎でした。
プロフィール

還太郎+7

Author:還太郎+7
畑や庭での作業を楽しんで、晩酌・早寝・早起きの毎日です。読書やドライブも好きです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ